俺は高校1年の春に「バンドデビュー」をする。
当時の亀山市民ホールの会議室。
わかりやすく、簡単なKISSをやった。
ベースだった俺は火を噴いたり、ラストにはドラムに火をつけた。
オカサンは大喜びで、写真を撮ったり8mmをまわしていた。
高校時代は俺はバンド、オカサンは映画に没頭した。
オカサンは大学で東京に、少し遅れて俺はバンドをやりに東京へ。
しばらくして、オカサンが「トラブル・ピーチ」という店にいると聞き
はじめて下北沢という何やらかっこいい名前の街に言った。
店に入ったとたんに、お互い 関西弁に戻った。
ここで、次郎ちゃんと出会うこととなる。